昔から製薬業界ではデータの活用に取り組んでいる業界でしたが、大手の製薬は従来はOracleなどのRDBからExadataなどのアプライアンス型のDWHを活用し、市場データや実消化、活動系などのデータ分析に取り組んでいました。
最近、Veevaがコマーシャル領域(S&M領域)に特化したライフサイエンス業界のための次世代コマーシャルデータウェアハウスとして「Veeva Nitro Commercial Data Warehouse」という製品を発表しています。(2018年5月23日発表)
(ニュースリリース)
Veeva、ライフサイエンス業界のための次世代コマーシャルデータウェアハウスの提供を発表
https://www.veeva.com/jp/news/Veeva-Introduces-Next-Generation-Commercial-Data-Warehouse-for-Life-Sciences/
クラウドベースのソリューションで、昔Oracleがあったような製薬業界のデータモデル・ベストプラクティスみたいなものも有しているのですかね。
当然、今流行りのVeeva CRM SuiteおよびVeeva Vault PromoMatsとの連携もできます。
AktanaやQlik、Tableauのエンドースメントもありますので、DWH以降のBI領域での活用は他社アライアンスを想定しているのだと思います。
以前、エンサイスとの業務提携も発表されていましたので、データ×CRM・SFA×DWH×BIのスキームができており、これらがシームレスにつながるとしたら最強ですね。
ただ、価格帯が気になるところです・・・
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