テレビで鬱病やAGAなど、「◯◯は病気です」というCMを見た事があると思いますが、これらはDTC(Direct to consumer)と言います。
日本では医薬品名を用いた広告が禁じられていますので、このような疾患に訴求するような広告を打ち、その疾患で知名度のある自社製品への誘導をしています。
日本では一般の消費者に薬の知識はありませんので、処方は医師の裁量が大きく、そのためMRは医師へのプロモーション活動に重きを置いています。
しかし、アメリカのように商品名を直接広告して良いというような規制緩和があった場合、患者側に知識が溜まりますので、いわゆる指名買いが増え、このような営業スタイルは見直さざるを得なくなるのではないかと思います。
患者や医師以外の医療従事者へのマーケティング活動を各社強化している背景にはこのような業界全体の変化が影響しているのかもしれません。
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