フォーミュラリーという言葉が最近Webでもちょこちょこ見るようになってきました。

フォーミュラリーは、「医療機関における患者に対して最も有効で経済的な医薬品の使用指針」と定義されており、欧米の先進諸国では1980年代後半から既に多くの医療機関や地域で導入・運用されています。

聖マリアンナ医科大学のサイトでは「院内フォーミュラリーとは、有効性、安全性および経済性を考慮した医薬品の使用指針です。ジェネリック医薬品の情報提供については、すべて薬剤部が責任を負う必要があると考えています。また、フォーミュラリー作成に当たっては、臨床的な有効性や安全性などを文献で評価する能力が必要となります。これらの取組みを行う為に、薬剤師が薬物療法の専門家として、十分な知識を身につけることが必要と考えています。」と説明されています。
https://www.marianna-u.ac.jp/hospital/kanja/sinryou2/sinryou_02/

日本国内で院内フォーミュラリーを導入する医療機関が拡大しつつありますが、MRのプロモーション活動の結果で医師が新薬を処方する・・という習慣はまだまだ残っています。
フォーミュラリーの普及が進むと処方する際の判断基準が変わりますので、製薬企業としても大きな戦略の変換もあるでしょうし、MR自体の在り方の議論についてもより一層進むと思われます。


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