PHRに関しては別記事で書いた通り、PHRの標準化についてはまだまだこれからという状況ですが、一部取り組みが進んでいるものもあります。

臨床6学会(日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本動脈硬化学会、日本腎臓学会、日本臨床検査医学会、日本医療情報学会)が中心となり、AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)事業「医療保険者・疾病管理事業者・医療機関等が連携した生活習慣病重症化予防サービスの標準化・事業モデル創出を目指した研究」の支援を受けて、「生活習慣病コア項目セット集」および「生活習慣病自己管理項目セット集」の改訂、および「生活習慣病自己管理項目セット集」に基づき、「Personal Health Record (PHR)推奨設定」の策定を行いました。

長々書きましたが、要はPHRで生活習慣病に関する必要最低限の項目のデータ項目定義をしましたというものですね。

資料はこちら
「生活習慣病コア項目セット集(第2版)」および「生活習慣病自己管理項目セット集(第2版)」

では、それ以外の項目はどうなの?というところについては、健診関係10団体(日本医師会、結核予防会、日本人間ドック学会、健康評価施設査定機構、全国労働衛生団体連合会、全日本病院協会、日本総合健診医学会、日本対がん協会、日本病院会、予防医学事業中央会)+日医総研(日本医師会総合政策研究機構)で構成する日本医学健康管理評価協議会が「健診データの標準化を目指す健診標準フォーマット検討プロジェクト」という取り組みで、健診標準フォーマットというものを公開しています。
健診施設から出力されたCSVを変換するプログラムも公開されているので活用できそうですね。


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