プロデュース能力 ビジョンを形にする問題解決の思考と行動
佐々木 直彦
日本能率協会マネジメントセンター
2008-12-19


<要点ポイント>

・変える、つくる、楽しくするのがプロデュース 

・これまでの合理的問題解決では解決できない問題が急増している 

  社会やビジネスの基本構造が大きく変化しているから 

・組織の秩序のためにはやりたいことを押し込める必要もあるが、新しい事を生み出せない組織や社会は腐っていく 

・強烈なビジョンは必要 

・専門性を磨いてプロフェッショナルを志向し社会に価値あるものを提供する 

・変化を起こす試みに様々な人が共感し参加する。 

 それが一人一人のキャリアを拓く 

・プロデュースは周囲の人を巻き込んで進んでいく特性がある 

・自己実現の欲求と自分以外の誰かに価値を提供して喜ばせようというサービス精神 

・協力者をつなぐのは共通のビジョン 

・完全に未来を予測することはできないが、物語の展開はイメージできる 

・プロモーションは共感者の獲得や人脈形成の上で必要不可欠 

×いかに相手と継続的に良い関係をつくっていけるかといういいなりになるスタイルはいいサービスを提供できない 

・新しい事例を自分がはじめに創り出し未来を拓く 

・当初想定外の付加価値的な成果が生まれることはプロデュースの特性 

・システムが確立された事業は確立した基本を変えずに効率よく無駄なく回し続けることによって利益は拡大する。これが足かせとなる。 

このシステムが壊れないよう、意思決定は集団の合意を前提にするようになる。 

良いか悪いかを判断できないアイディアは却下か保留になる 

・プロデュースは人から教えてもらうだけでできるものではない。自分がなくてはプロデュースははじまらない。 

・自分で考え抜いて動いて人と出会って化学反応を起こして始めて実現できる 

→体感させる事が大事 

 

・囚われの思考から脱却するにはビジョンや道、そうすべき理由、そうしない事のリスクをわかりやすく戦略的に説明するべき 

・自立して自信を持って事にあたれるだけの自分が必要 

・人脈、影響力、実績のストックが自分への信頼感を作る 

→規模が大きくなるほどそれが必要 

 

・リスクがあるのは当然 

・やる事のリスク<やらない事のリスク 

 

・プロデュースにはやってみることによって未来をひらいていくためのマインドと思考体系が必要 

 

・プロデュースは人の協力によって実現する。関わった人全てのキャリアを拓く機会になる。 

プロデュースの実現に必要な三要素 

ビジョン、戦略、価値+ストーリー 

 

・壁を乗り越えるための最低条件はモチベーション。モチベーションは目標を達成するまであきらめない、一つの生き方を貫こうという意思、意欲 

 

・まずはやってみる。思いがあれば周りを変えられる。 

 

・その気になれば何かを変える事ができるという感覚→効力感 



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